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米津玄師の楽曲を音楽制作者の観点で解説していく#2

おはようございます

楽曲、解説解剖シリーズ #2 米津玄師

映画「海獣の子供」主題歌

「海の幽霊」

公式でYoutube配信されていますので聞いてみよう!

音楽的にみていくと結構、打上花火と似てる部分が多いのでそういう目線で聞いて見ると面白いかも!

曲のテンポ自体はスローに感じますけど、
音楽的に見るとテンポ早いですね。

メロディラインは倍テンで流れてるのでかなり歌うの難しいのでは。
カラオケの難易度ハイパー高そうです。

倍テンでリズム刻んでいるオケがないのでリズムキープするが大変。

まずは Aメロから!

音楽的にはAメロですが、サビっぽいメロディラインですよね。
最初からクライマックスがくる!みたいな。

猛烈に聴き手の心を掴んでくる。

打上花火もそうでしたが、
コード進行はシンプル!!

キーはAですね。

D E F#m  と進んでいきます。

ダイヤトニックで言えば
4-5-6 ですね。

1のトニックに戻らないところがミソです。

打上花火も 4561と進んでいるので
ほぼ一緒ですね。

最後の 1 のトニックコードがないぶん、海の幽霊の方が不安定感があります。

この456ってコード進行使いやすいんですよね〜。
236とか436も似た感じの進行ですかね。
切なさがあるコード進行になります。

海の幽霊の方がテンションの9 13とか入っている感じなのでノスタルジック感つよいですかね。
若干濁りがあるテンション使ってます。
海の感じを出してるんですかね。

Aメロで面白いなと思ったのはエフェクトでボーカルを揺らしてるんですが、幽霊感でていいですよね〜 

あ〜いい演出だわ〜と思って聞いてます!

Bメロへ

ここも同じコード進行です。

D E F#m

「あなたが迷わないように 空けておくよ」

って入ってるくんですけど、このメロディライン
めっちゃ米津玄師ですよね〜

米津玄師の手グセみたいなもんなんですかね。
Flamingoでも似たようなラインがありますよね。
どこか日本的なラインです。

Bメロからはリズム隊が入って来ますが
ここも打上花火で使われてた、トラップ風のハイハットが鳴ってますね。

このハイット 16分前に突っ込んで入ってきて鳴ってるのでなかなか大人な入り方してます。
リズムが難しい!

勉強になります!

話はそれますが、作曲家の方々!真面目に米津玄師を聞いて見ると面白いですよ!

そしてサビへ

ここは若干コード進行が違いますね。

D E#dim F#m
D E    F#m

といった感じ

DEF# みたいに音階が上昇していくところでは
dimコードは結構有効的です。

AメロBメロから同じコード進行なのだから
最初から E#dim 使えばいいじゃん!って思いますけど、サビで突っ込んでくるのがこの曲のエモさだと思います。

打上花火ではエレキギターが飛び道具的な役割をしてましたけど、海の幽霊はストリングスがその役割をしてますね。

共通してるのはベースラインを全く動かさないことですね。

ほぼほぼルートだけを鳴らしています。

ただただ上昇していくベースラインって日本人結構好きな感じします。

そして最後は

「また会いましょう」

と綺麗に終わります。

映画はまだ見てないのでわかりませんが
劇伴は 久石 譲さん なので音楽的にも気になりますね。

どんな作品になっているのか見にいってみたいと思います!

(音)エゾノデンゲン 花田